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丸亀市産業推進会議復活!つだにくん奮闘記

投稿日時:2014/08/12(火) 17:36

台風11号も過ぎ去りお盆休みを満喫している方もいらっしゃる事でしょうが、我々池工(池田工務店の略称)メンバーに休息の日々は訪れません。工期がある仕事は他人様が休もうがどこ吹く風の如し、みんなで業務に邁進してくれています。本日、この忙しい時に会社を離れるのは非常に気がひけたのですが本年度第1回目の丸亀市産業推進会議が市役所の某施設にて開催され午後からみっちり会議でした。このような会議は現在どこの自治体にも存在するそうです。本会議は丸亀市条例にのっとり組織されている公的な組織です。無論事務方は丸亀市職員の方々、会長は京都大学大学院長のお偉い先生でかなり厳格な雰囲気を醸し出しています。様々な団体からお歴々の面々がおられるので私如きでは結構場違い感満載です。しかし、公職として2年という任期を頂き任命されているのであまり役に立つメンバーとは言えませんが同席させていただいております。あと約1年の任期は全うする所存でございます。でも、地元の産業の活性化っていうのは一朝一夕には難しい事だと思います。本日もいろいろと熱い意見が飛び交っていました。ある委員が机上の空論ではないか?と、空論にしないためには云々。みんな一生懸命です。ある委員は30代~40代前半でこれからの地元地域を担っていく責任世代へンバーに入れ替えるべきという意見も出ました。ドキッとしました。その世代の委員は3~4名程度?このメンバーの中には消費者の代表者の方や公募で選出された熱心な女性メンバーもいます。恥ずかしながら私はこの組織の中では熱いメンバーではないような気がします。しかし40代前半の責任世代である事は間違いない事です。己の事もままならないのに…市全体の産業の推進など夢のまた夢という逃げた腰抜け根性丸出しでした。自分の親世代の方々が一生懸命、噛みつく噛みつく行政にも会議にも、是善かれ!是正義とばかり猪突猛進です。しかし正論です。街が良くなれば自分たちも良くなるんですと何の疑いもなく信じて行動する姿を見て少し考えも変わりました。



すこし斜めになってしまいましたが、これは石田三成が家紋ではないのですが好んで旗印に多く使用していたものです。「大一大吉大万」:みんなは一人のために、一人はみんなのために考えて行動すれば自然と世の中が良くなっていくという意味で彼らの話を聞いてふっと頭に浮かびました。自己の利益を追求する輩はよく目にしますが私もこのような精神で持って物事に当たりたいと強く思った本日の会議の感想でした。

勉強会について復活!つだにくん奮闘記

投稿日時:2014/08/09(土) 07:25

 おはようございます。昨日はメーカーさんの省エネの講習会があり参加してきました。午後1時~5時半とかなり長時間にわたる勉強会でした。環境に対する配慮は建築業界に限らずすべての産業における全世界的問題だと思います。省エネ=時代の潮流と言っても過言ではありません。私が幼少の頃オイルショックがありその頃も「省エネ」ブームがありました。子どもながら石油がなくなるので「限りある資源は大切に」と家族と家の中に標語ポスターを貼った記憶があります。しかし、それも束の間、時はバブル経済華やかなりし頃の大消費時代の到来とばかり大量生産・大量消費。にわか相場師、地上げ屋が肩で風切り往来を跋扈する幻想の時代。そこのけそこのけ人間様が通る。まさに人類至上主義の極致。しかし、「バブル10年、夢幻の如くなり。」バブル崩壊後は経済低迷期が長く続き様々な意味での改善が施されてきました。その中で「再生」であるとか「物を大切に」とか「環境配慮」とかという意識も見直されてきたことと思います。大局的見地からは建築も省エネルギー化が至極当然の事かもしれません。影響力絶大な大手業者のみならず同じく地球を母なる大地とする生物の一員として自覚を持って真剣に取り組む所存であります。
 本日、書きたかった事はニ点あります。一つ目は、その講習会で主催する大手メーカーさんの直接製作に携わる直系子会社の担当の方が自分たちの造ったもののプロセスからポリシーまで熱く熱弁してくれました。そもそもメーカーに勤められている方の自社製品に対する愛情はかなり強いものがあることは我々もメーカーにお勤めの方々の工事をさせてもらっていて肌身で感じる事も少なくはありません。しかし、それを造っている人の「ものづくり」に対する姿勢と誇りには驚愕しました。当然自社製品が正で他社よりここが優れているという主張は勿論のことでしょう。確かに拝聴していて事実的根拠に基づいたデーター収集も少し過剰な点もあり、自社製品のPRには勧善懲悪のヒーローを賛美するかの如く多少大業である感も否めません。いわばすべてのメーカーが共有する唯我独尊的パフォーマンスです。しかし、この意識なくして発展はなく悪い意味では無い必要悪とも言えます。ですが、一番印象に残ったのは一心不乱にものづくりに打ち込む彼らの工場の姿勢と良いものを探求するポリシーであり、「今日よりもさらに明日に…。」更なる良質なものづくりに対する執念には甚だ脱帽です。一言で言って「すぼらしい!」「これぞ日本人!」。彼の話を聞いて自らを反省し「ものづくり」に対する誇りの話を今朝の朝礼でしようと思います。ずばり我社の社員全員で見習いたいです。あの話でその製品のPRに感嘆し呑まれた方もおられたかもしれませんが彼から学ぶべきはさに非ず精神的なものが第一です。仕事に対する真摯な姿勢は工場全員一致団結して同じ方向を目指している事でしょう。これが昨日のセミナーに参加しての一番の収穫でした。とても貴重なお話ありがとうございました。必ず自社に持って帰って役立てる所存です。
 二つ目は、先々日に私が師事する先生が会社にお出で下さいました。月に一度県外から勉強会の講師として会場ではご教授賜っておりますが会社に来て頂いたのははじめてです。色々な話も聞いて下さり社員に対する勉強会についても快諾して頂き心より感謝しております。夜は先生の定例の勉強会に参加しました。そこにはいろいろな職種の方々がいらっしゃいますが今回は私よりかなり若いのに起業し自分の会社を興し懸命に頑張っているある社長とお話しをさせて頂く機会を得ました。彼は現在どんどん仕事を増やし昇り龍のような若手社長ですが、数年前までは一職人として会社の直営職方として長年勤務する普通の青年であったようです。彼は自分を飾らず物腰も柔らかく聡明で誠実な人柄です。その点を彼の雇用主であった親方も見抜いていたのでしょうか。早くから「独立出来るようにこうしろ。あーしろ。」と起業の応援をしてくれていたみたいです。その期待を裏切らず頑張った本人も誉めるべきところですが私はそのような有能な人材を一から育て上げ、自らの会社の財産でもある「人材」を手放す事を許容する事の出来る親方の器の大きさに感銘を覚えます。彼の成功もあの親方にしてこの子有り。頷けるような気もします。金もコネも人もない中で一生懸命努力に努力を重ねて今日に至っているそうです。出資金の500万円を捻出するのに銀行にも相手にされない中、事業計画書を練りに練って公的機関からの融資を取り付け会社としてのスタートを切ったそうです。はっきり言って銀行との付き合いも当たり前と考えている自分の甘さがいやになりました。我々の会社はおかげ様で創業50年。でも決して自分が苦労して苦労して立ち上げたものでもなく自らが歴史の上のあぐらをかく勘違いの大馬鹿者かもしれません。かなり影響を受けました。彼は今も攻めています。私は色々な理由をつけて今までを守ろうとして守りきれていない小心者です。彼と話して「攻撃は最大の防御」という意識付けが生まれました。しかし、根拠なき自信はただの過信、敵を知り己を知らば百戦危うからずの精神で持って自明の理である「分限相応」を忘れず「一所懸命」邁進したいと固く誓った真夏の夜の出来事でした。本当に勉強になりました。ありがとうございました。

つだにくん復活(研修旅行報告)復活!つだにくん奮闘記

投稿日時:2014/08/04(月) 19:35

つだにくんが研修旅行から無事ご帰還。本日より業務に復帰しました。大雨の影響であやうく昨日は飛行機が羽田に引き返すかもしれないという恐れもあったとか。休日返上で激務をこなすダルビッシュも昨日はとても心配していました。伊丹着なら迎えに行ってあげたら・・・とまで言っていたので、あっさりと「雑念を払い一心不乱に仕事に精進せられませい。」と一括しました。しかし、つだにくん不在の折はつだにくんの現場管理はダルビッシュが代行していました。その御礼か否かはわかりませんが本日のダルビッシュのコンクリート打設工事につだにくんの姿がありました。朝ひと区切りつけて早速手伝いに来ていたみたいです。仲間同士の友情に乾杯!さて本題ですが、本日の朝礼にて、つだにくん旅行報告がありました。一番楽しみにしていた日光東照宮は現在大規模改修中で仮設しかみられなかったそうです。しかし、仮設工事の金額を聞いて驚くなかれ20億円かかっているそうです。ちなみに我社では本工事は勿論の事、仮設工事にも入札参加はさせてもらえないだろうというつだにくんの言葉に一同笑いがでる程レベルの違いを目の当たりにしたそうです。一昨年に視察した姫路城の改修工事もかなり大がかりに行われていましたがそれに匹敵するくらいの大工事らしいです。京都の西本願寺改修といい、やはり歴史的価値の高い建築物は改修を繰り返しながら永遠の輝きを放ち続けます。改修前の良さを残しつつできるだけ現況復帰を基本として現代建築技術によって補強する。「温故知新」の本髄です。こんな事を書けばクレームがくるかもしれませんが、集成材と化学建材で建てる家ではとてもとても・・・。リノベーションを繰り返しながら既存住宅を長くもたそうとの趣旨は本当にすばらしいことであると思いますが物事の価値と本質を考察すれば自ずと何が真であるかは見えて来そうな気がします。ここでは多くは語りますまい。何はともあれとても残念だったみたいです。
 仮設工事の様子

工事していないところは見る事が出来ました。

華厳の滝も絶景でした。


スカイツリーにも行って来ました。これを設計した人、建てた人はすごい!

浅草 浅草寺にも参拝しました。

夕食は屋形船でおいしい御馳走を頂きました。夜景もすごくきれいでした。

総評として、つだにくんは、旅行先でもとても建築の勉強熱心なエースとしての自覚を持った気持ちの良い(体脂肪が少し気になる)中年でした。
 

つだにくんは研修旅行に出発しました。復活!つだにくん奮闘記

投稿日時:2014/08/01(金) 21:33

我社のスーパーエースつだにくんは本日早朝に丸亀市建設業協会の研修旅行に出発しました。伝統的建築物の視察、是非とも帰って来たら存分にご報告お願いしたいと思っています。本日、私は午後からみっちりと香川県産業頭脳化センターにて著名な講師の先生の改正省エネとパッシブデザインセミナーに参加してきました。さすがに専門家なのでハイレベルな講義に正直圧倒されました。しかし、立ち止まってはいられません。なんとしても勉強してついていくつもりです。しかし、なんといっても会場が思い出の場所でした。私が大学を卒業しお世話になった会社がなんとこの建物を建てました。それも私が就職した時にちょうど施工中でした。先輩方が一生懸命頑張っていました。懐かしさと同時にある思いに駆られました。私がお世話になっていた会社は県内本社の建設会社ですが、我社とは比べものにならない位の規模と実績を持っています。現在も県内にて大きな工事をたくさんしています。7年という短い間ではございましたが色々と教えて頂きお世話になった事に対して感謝の意は絶えません。最近新聞・マスコミ等でも職人不足、単価高騰に伴う入札不調が全国的に問題となっています。香川県内においても例外ではないと思います。現実に新年度になってからも不調は相次いでいます。大型工事の場合受注するには資金力、技術力、に加えて実績も必要です。最近県内も学校建物を中心とする大型建築物の改築ラッシュです。現在、公共工事の場合、ランク制になっています。現在、県工事の場合6億や10億以上という工事が発注となっています。ランクはA。恥ずかしながら我社もAランクの末席を汚しております。しかし、資金力、技術力もさることながら入札に参加するための実績すらありません。このクラスの工事に参加するためには約1000坪程度の鉄筋コンクリートの工事を直近15年以内に施工していなければなりませんが、とうてい及びません。つまり、公共工事を得意とする会社はさらに実績を重ねて大きな公共工事にチャレンジできる。また、その逆もしかり。現在建築工事県Aランクの業者は県内に30社程度はいるのではないかと思いますがおそらく一番我社が実績を有していないと思います。いよいよ持って自らの無力さを再認識します。私は『分限相応』という言葉を常に心がけています。自分の力を客観的に見て分をわきまえ礼と義を尽くす。我社の分は決して大型公共工事ではなく、一般のそれも地元のお客様から頂く民間工事であると心得ています。そのためには本日の講義の内容をもう一度復習して力を蓄えて自分の戦場で戦います。ただし、たとえ相手が大国であっても自分のエリアは「一所懸命」社員一丸となって戦って守る所存です。
 
たくさんの参加者でした。セミナー終了の風景。(4時間の長丁場でした。)

会場の建物を南側(裏側)より見る。

隣接するこの県の施設も私がお世話になっていた会社が施工しました。ここの現場所長をされた先輩にも在職中は大変お世話になりました。有難うございました。久しぶりでとても懐かしかったです。

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